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ポーズラフの描き方: DAY2-3 『ポージング練習で「発見」を得よう』
本記事は書籍『7日間で上達! さいとうなおき式お絵描きドリル』の抜粋記事です。
イラストレーターのさいとうなおき先生が編み出した、絵の上達のためのマインドについて、ポージングを解説しているDAY2をご提供いただきました。
ポージングを描くのが苦手…という人のために、使い分けのできる2種類のポーズラフの描き方を伝授!
グレー方式は印象重視の人向け
ここまでポーズの発見をするために、様々な論理をお伝えしてきましたが、ここではいざ実践する際のポーズラフの描き方を解説します。
ポーズラフを描く際には、主に2種類の方法があります。
1つは、グレーでシルエットを取ってから整えていくやり方。こちらは、ぎこちないポーズを解消したい人や、人体の成り立ちなど難しいことを考えるのが苦手な人におすすめです。
- まずはざっくりと線でラフを描く
- ラフをグレーで塗り、全体を見る
- 足したり削ったりを繰り返して、全体の印象を整える
このようにゆるくあたりを取っていくことで、より柔軟にポーズを作ることができます。
右ページで紹介する棒人間方式が理論派だとすれば、こちらは感覚派のやり方。どちらを選ぶのかは個人の好みなので、より自分がわくわくするほうを選んでみてください。
「棒人間」方式は立体感重視の人向け
感覚による部分が大きいグレー方式は苦手という人には、棒人間で大体の形を描いてから肉付けしていく方法もあります。
- 描きたいポーズで棒人間を描く
- 関節部分に丸を描く
- 円柱状のパイプのような形に肉付けしていき、人体に仕上げていく
こうすることで、骨格や筋肉を意識しながらポーズを決めていくことができ、立体感のある肉付けがしやすくなります。
グレー方式が印象を重視しているのと比べ、棒人間方式は構造にフォーカスしていると思います。「手はこの角度でちゃんと前に出ているように見えるかな?」など、構造を把握しながら描きたい時には、棒人間から描くのが分かりやすくて便利です。立体感のあるポーズを描くのが苦手な人は、この方法から練習していくのがおすすめです。