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ポーズの定理: 1-2『ポーズの定理』
本記事は書籍『描きたいものを理論でつかむ ポーズの定理』の抜粋記事です。
漫画家の篠房六郎先生が、研究をかさねた美しいポーズの定理について、基本理論を説明するプロローグとチャプター1をご提供いただきました。
今回はチャプター1のセクション2の内容を紹介していきます。
Aパターンの解説
Aパターンの特徴
背骨を反らせ身体をひねった結果、左右互い違いに肩と腰が上がってバランスが安定した状態
背骨を反らしながら体をひねった姿勢は肩と腰が互い違いに上がった状態でバランスを保ちます。
このAパターンは美術用語ではコントラポストとも呼ばれ、姿勢のいいポージングであるとされ、実際長時間そのままでいても身体の負担は少ないです。
腕を上に伸ばしていって左右非対称になったときや、ボクシングの右ストレートや野球のピッチング、剣道の突きなど、右手を前に伸ばす技でもよくみられます。
頭部の位置が後ろに下がった後ろ重心で、後ろに向かってコケやすい、といった欠点もあります。
Aパターンの素体作例
以上、『描きたいものを理論でつかむ ポーズの定理』(著:篠房六郎)のプロローグ(前編)でした。同書はポーズマニアックス運営チームも、ほぼ全員が購入している本です。
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